ぎっくり腰について  ギックリ腰


当整体院は、ぎっくり腰専門という訳ではありません。


しかし、『今、ぎっくり腰になっています。』という患者さんが、一年間に1,000人以上来院され、9割以上の方は一度の施術で済みます。

魔女の一撃とも言われるぎっくり腰。
ぎっくり腰とは、急に腰部に激痛が発生した症状全般のことを指します。

そしてぎっくり腰は、大きく分けて次の三種類になります。
@捻挫
A椎間板ヘルニア
B一時的な椎間板の変形

ぎっくり腰は、@がほとんどで、A・Bは少数にとどまります。

まず、@についてです
まず、@についてですが、急性腰痛(ギックリ腰)の90〜95%が捻挫です。

ぎっくり腰の中でも最も多いのが
仙腸関節捻挫です。
大抵の場合、直立不能で前かがみ気味での歩行しか

出来ないのが特徴です。一部に
腰椎捻挫も併発している靭帯方も見受けられますが、この場合は前かがみ気味プラス横に”く”の字に体がゆがんでしまっているのが特徴です。こちらの方がより症状が重いということになります。
重たい物を持ち上げた時より、チョット前傾姿勢を取っただけとか、咳やクシャミで捻挫してしまう事が多い様です。
又、そのときはちょっと痛い位だったのに翌朝になったら立てませんという事もギックリ腰の場合、
よくあります。原因は骨盤がゆがみ過ぎて、じん帯が伸び過ぎた事によるものです。
足をくじいたり、突き指と一緒なのですが、腰の捻挫の場合は痛みの程度が強烈です。靭帯が伸びすぎて炎症を起こしていますので、お風呂に入ったり、カイロを貼る等はギックリ腰の症状を悪化させます。

お酒やマッサージもぎっくり腰の炎症をひどくしますので避けなければいけません。
ご自宅にいらっしゃる時は、どちらか楽な方を向いて横向きに寝ているのが痛みが最も少ない姿勢です。

ギックリ腰には、シップはほとんど効果がありません。氷水で冷やしてください。

コルセット(腰痛ベルト)着用してこられる方がしばしばいらっしゃいますが、コルセットはぎっくり腰が完治するのが、遅くなります。
骨盤をゆがめた位置で固定するので、当然と言えば当然ですが、どうしてもコルセット無しでは我慢できない方
以外は、着用しない様にしてください。

次にAの椎間板ヘルニアの場合、体を前傾させると痛みが増悪する事が多いです。

臀部(でんぶ)・太もも・ふくらはぎ等に激痛が走る方の比率が高いのが特徴です。

最後にBですが、一時的な椎間板の変形は中高年以上の方に多く見られますが、椅子から立ち上がる時とか、

寝返りをうつ時だけ痛いという場合が多く見受けられます。
当整体院の技術は、ゆがんだ骨盤を瞬時に正常な位置に戻す技術なので痛みが激減します。
私(院長)自身も10回程ギックリ腰をやっていますが、当整体院の技術以外でぎっくり腰の痛みが減ったことはありません。

ぎっくり腰は何の治療をしなくても痛みは一週間から10日もすればかなり消失しますが、一度でもぎっくり腰(捻挫)をしますと、骨盤がゆがんだままになっています。一生歪んだままでも不思議はありません。激痛が消えても何となく腰に違和感が消えない・急に肩が凝る様になった・頭痛がする様になった、等はこの為です。

ギックリ腰等でゆがんだ骨盤が元の正常な位置に勝手に戻ってくれる事はほとんど皆無です。ぎっくり腰で骨盤がゆがんだままでいると、体の何処に痛みが出現しても何の不思議もありません。骨盤のゆがみを治して健康な状態でいられる様にする事をお勧めします。


ぎっくり腰でも仕事を休めない方・ぎっくり腰の痛みがひどくて少しでも早く楽になりたい方は、自力でなんとか歩ける様であれば、当整体院までお越し下さいませ。
あまりに痛くて自力で動けない方は、ご自宅でどちらか痛みが少ない方に横向きに丸くなって寝てください。
ぎっくり腰の時はうつ伏せで寝てはいけません。
応急処置として特別なものはありませんが、冷やすのが一番です。
ごくまれに冷やすと症状がひどくなる方がいらっしゃいます。その場合は何もせずおとなしく寝てください。
但し、自分で車を運転してのご来院はお薦め出来ません。
施術後は
直立歩行が可能になります。
  1. ぎっくり腰の予防といっても決定的なものはありません。が、体が硬い方が圧倒的に多いですので、適度な運動をして筋肉が柔らかい方がなりにくい様です。そうかと言ってグイグイねじる様なストレッチで自爆する人が多いので小学生の準備体操やラジオ体操程度にしておいた方が良いです。
  2. ぎっくり腰は骨盤が段々とねじれて行く事によって起こります。大抵の場合は、発症の一週間前には9割方ねじれてしまっていて、体のどこかに不調が出ている場合が多いです。 痛みが出やすい所が腰は当然として、頭・首・肩・背中・わき腹・胸・股関節・膝・足首・足裏などがあります。
  3. ぎっくり腰の予兆が出た時も、どうぞご来院ください。
ぎっくり腰でご来院されたぎっくり腰の患者さんが、何人かブログ等で当院の事を書かれていらっしゃいます。
『門前仲町関節整体』で検索してみてください。


おまけ
  • ぎっくり腰は何故か海外で発症する方がほとんどいらっしゃらないんです。
  • 女性よりも、男性の方がぎっくり腰を発症しやすい傾向にある様です。
  • なんと!百回以上のぎっくり腰を経験されていた方が当整体院の患者さんで10数名いらっしゃいました。
  • 極端に体が固い方・極端に体重が重い方がぎっくり腰を発症した場合、痛みの度合いが大きいです。


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お知らせ

ぎっくり腰の方のみ、混雑時でも施術が受けられます。
ご予約時に「ぎっくり腰になった」旨をお伝えいただけます様、お願いいたします。

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